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Galaxy S23シリーズが発売されてしばらく経ちました。
日本ではGalaxy S23とGalaxy S23 Ultraの2モデルが発売されましたが、このどちらにしようか迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回は実際にどちらも数か月使用した筆者が、それぞれのメリットを挙げたうえで、結局どちらをメインスマホとして迎え入れたのかを書き連ねていきたいと思います。
スペックを比較
一応おさらいとして、本記事にも一部スペック表を掲載します。スペック上で異なっている点は分かりやすいよう太字にしています。
Galaxy S23 | Galaxy S23 Ultra | |
---|---|---|
WiFi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4G/5GHz/6GHz | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4G/5GHz/6GHz |
Bluetooth | 5.3 | 5.3 |
ディスプレイ | 6.1インチ Dynamic AMOLED 2X | 6.8インチ Dynamic AMOLED 2X |
リフレッシュレート | 48-120Hz | 1-120Hz |
解像度 | FHD+ (1080 x 2340) | WQHD+ (1440 x 3088) |
寸法 | 146 x 71 x 7.6 mm | 78.1 x 163.4 x 8.9 mm |
重量 | 168g | 233-234g |
プロセッサ | Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy (3.36GHz,2.80GHz,2.02GHz) | Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy (3.36GHz,2.80GHz,2.02GHz) |
メモリ | 8GB | 12GB |
Androidバージョン | 13(One UI 5.1) | 13(One UI 5.1) |
バッテリー容量 | 3900mAh | 5000mAh |
リアカメラ | ①超広角 12MP ②広角 50MP F1.8 ③望遠 10MP F2.4(光学3倍) | ①超広角 12MP ②広角 200MP ③望遠 10MP (光学3倍) ④望遠 10MP (光学10倍) ⑤レーザーオートフォーカス |
インカメラ | 12MP | 12MP |
生体認証 | 指紋(画面内)/2D顔認証 | 指紋(画面内)/2D顔認証 |
Galaxy S23が優れている点
サイズ感
Galaxy S23の利点といえば真っ先にサイズ感の良さが思い浮かびます。
大型のスマホばかり使用している筆者でさえ、6.8インチ画面・234gのGalaxy S23 Ultraは大きくて重いと感じます。特に重量がきつく、誇張を抜きにして腱鞘炎になってしまいそうな時が多々あります。
一方でGalaxy S23は本体サイズの小ささはもちろんのこと、本体重量も168gしかありません。S23 Ultraと交互に使うと、よりいっそう小ささや軽さが際立ちます。
大は小を兼ねると言いますが、常に持ち歩くスマホに限っては小さいほうが良いかもしれないと感じました。
価格面
ハイエンド機種を購入する層はあまり気にしていないと思いますが、Galaxy S23はGalaxy S23 Ultraと比較すると定価で6万円近く安価なことから、一応は価格面で有利と言えます。
au | ドコモ | その他 | |
---|---|---|---|
Galaxy S23 | 256GB:136,330円 | 256GB:136,620円 | ・楽天モバイル 256GB:147,700円 |
Galaxy S23 Ultra | 256GB:197,650円 512GB:225,120円 1TB:253,440円 | 256GB:197,670円 512GB:236,500円 1TB:取り扱いなし | ・サムスン直販 1TB:253,440円 |
どちらにしようか迷っている場合は、後半に記述しているGalaxy S23 Ultraのメリットに約6万円の価値があるのかを考える必要があると思います。
ディスプレイ形状
Galaxy S23はフラットディスプレイになっており、フィルムの選択肢が多くなっています。
ディスプレイの左右が歪曲しているGalaxy S23 Ultraとは異なり、よくあるガラスフィルムも指紋認証対応の”まとも”な商品が多数出回っているため、ガラスフィルム派も安心できます。
ガラスフィルム派である筆者の場合、Galaxy S23 Ultraではその度に貼り付け難易度最高レベルのUVレジン系ガラスフィルムを貼り付けることになります。
この貼り付け作業は難しいうえにリスクがあることから、それなりに精神的な負担がかかります。そのためフラットディスプレイであるGalaxy S23は、特殊な作業を必要とせず簡単にガラスフィルムが貼り付けられるため、精神衛生上とても助かります。
Galaxy S23 Ultraが優れている点
望遠性能
望遠カメラと聞くと「ライブやコンサートで遠くから撮影するくらいにしか需要がないのでは」と思ってしまうのではないでしょうか。
しかし望遠倍率が高いことから圧縮効果が得られるため、実は普段の写真を撮る際にとても重宝します。
これは以前のレビューにも添付した、Galaxy S23 Ultraの10倍望遠カメラで撮影した写真です。
あくまでも作例なので鉄道写真としての出来はさておくとして、ここまでの解像感でこれほどの圧縮効果が得られるスマホはなかなかないと思います。
当然ながら山や高層建築物などを背景にした風景の写真にも応用できます。
筆者のようなカメラの知識がない人でもオート撮影で「それっぽい写真」が撮れるのは、Galaxy S23にはない強みと言えるでしょう。
バッテリー持ち
Galaxy S23も十分なバッテリー持ちではありますが、やはりGalaxy S23 Ultraのほうがバッテリーは持ちます。
物理的なバッテリー容量の差と概ね同じく、体感ではGalaxy S23より約1.2〜1.3倍ほどバッテリー持ちが良く感じます。
以下はレビュー時に行ったバッテリー検証です。やはり1.2〜1.3倍ほどの差が出ていることが分かります。
バッテリーは持つに越したことがなく、大きさや重さを許容できるのであれば、Galaxy S23 Ultraを選んだほうが良いでしょう。
コンテンツの没入感
携帯電話機能付きスピーカーでお馴染みのGalaxy A53 5Gほどではありませんが、Galaxy S23 UltraはGalaxy S22シリーズと比較して劇的にスピーカー音質が向上しています。
画面サイズも相まって、YouTubeや映画・ドラマなどといったコンテンツ鑑賞が非常に捗ります。
しかもタブレットほど大型で重量があるわけではないため、寝転びながら鑑賞することができます。
(ただし顔にスマホを落とすと鼻の骨が折れるので程々に。)
結論
以上のメリットを天秤にかけて、筆者がメインスマホに選んだのはGalaxy S23でした。
どちらにするかは非常に悩みましたが、服装やカバンを選ばずに持ち歩くことができるサイズ感の良さは、日常生活で使用するにあたって最もアドバンテージが大きいと感じました。
そのためプライベートで主に使用している電話番号のSIM、LINE、その他SNSは全てGalaxy S23に移行しました。
バッテリー持ちもそこまで悪いものではなく、筆者の使い方ではこれ1台で十分です。モバイルバッテリーも必要ありません。
以上、それぞれのメリットと筆者がGalaxy S23を選んだ理由でした。
Galaxy S23とGalaxy S23 Ultraのどちらにしようか迷っている方の参考になれば幸いです。
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