サムスン、日本で4月6日にGalaxyを発表へ。気になる展開機種は？

海外ではGalaxy SシリーズやAシリーズなどが相次いで発表され、2023年主力のGalaxyスマートフォンが出揃いました。

長らく「発売未定」という建前になっていた日本でも、ようやく4月6日にGalaxyがいくつか発表されることになりました。

本サイトでは日本に展開されるモデルを予想してみます。

少なくとも3モデルの発表か

2022年は通信事業者向けにGalaxy S22、Galaxy S22 Ultra、Galaxy A53 5Gが発表されました。

2023年も同様に、Galaxy S23、Galaxy S23 Ultra、Galaxy A54 5Gが発表されるでしょう。この3機種はFCC認証を通過しており、国内発売の可能性が高いと言えます。

以下予想を含むスペックです。

	Galaxy S23	Galaxy S23 Ultra	Galaxy A54 5G
本体サイズ	146.3 x 70.9 x 7.6 mm	163.4 x 78.1 x 8.9 mm	158.2 x 76.7 x 8.2 mm
重量	約168g	約234g	約202g
バッテリー容量	3900mAh	5000mAh	5000mAh
プロセッサ	Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy (3.36GHz)	Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy (3.36GHz)	Exynos 1380 (2.4GHz)
メモリ/ストレージ	8GB/256GB (予想)	12GB/256GB (予想)	6GB/128GB (予想)
ディスプレイ	6.1″ FHD+ Dynamic AMOLED 2X 2340 x 1080	6.8″ WQHD+ Dynamic AMOLED 2X 3088 x 1440	6.4″ FHD+ Dynamic AMOLED 2X 2340 x 1080
カメラ	背面: ・50MP ・10MP ・12MP 前面: ・12MP	背面: ・200MP ・10MP ・10MP ・12MP 前面: ・12MP	背面: ・50MP ・12MP ・5MP 前面: ・32MP
SIM構成	nano SIM+eSIM (予想)	nano SIM+eSIM (予想)	nano SIM+eSIM (予想)
防水・防塵	IPX5/IPX8、IP6X	IPX5/IPX8、IP6X	IPX5/IPX8、IP6X (予想)
生体認証	指紋(画面内)、顔	指紋(画面内)、顔	指紋(画面内)、顔
備考	ミリ波対応 (予想)	ミリ波対応 (予想)	–

参考:Samsung 台湾

メモリ・ストレージ構成は今のところ不明ですが、S23シリーズでは8/256GBモデルでの展開、SDカードスロットのあるA54 5Gは最小構成6/128GBモデルでの展開になると予想しています。

台湾ではS23(8/256GBモデル)が日本円換算で約125,500円、S23 Ultra(12/256GBモデル)が約177,700円、A54 5G(6/128GBモデル)が約60,800円となっています。

気になる価格ですが、日本向けモデルはローカライズや生産数の少なさから高コストになる傾向があるため、台湾版に1万円～2万円ほど足した価格を想定したほうが良いと考えています。

なお2022年ではGalaxy M23 5Gがサムスン直販モデルとして発表されました。このモデルの売れ行きは悪くなかったようなので、サムスンは2023年も通信事業者を経由しない直販モデルを展開する可能性があります。

もしM23 5Gの後継となるモデルをリリースする場合、どの機種になるでしょうか。

4万円以下で既にグローバル発表がされている機種を探すと、A14 5Gなどが挙げられます。

ただこれはM23 5Gよりも新しいとはいえ、やや下位グレードの機種です。そのためメモリやリフレッシュレートなどのスペックがM23 5Gよりも低くなってしまいます。

もう少しスペックを上げるとA34 5Gがありますが、5万円前後の価格になってしまうことと、この価格はGoogle Pixel 6aやiPhone SE(第3世代)という非常に強い競合他社が存在することから、展開の可能性は低いと考えています。

また通信事業者向けのものと共通のハードウェアで開発できることから、S23シリーズやA54 5Gの直販モデルも展開されるかもしれません。

日本で「サムスン隠し」を撤廃するなど、日本のGalaxy展開に追い風が吹いています。

通信事業者に囚われないメーカー直販モデルの展開に期待したいところです。

なお公式発表後は改めて記事にします。

参考