9月8日のGalaxy国内発表によりZ Flip4およびFold4と同時に発表されたGalaxy A23 5G。
10月下旬ごろからの発売ということからも若干影が薄いですが、本機種も例に漏れず日本へのローカライズがしっかりなされている模様です。
本記事ではA23 5Gのスペックと、A22 5Gとの違いを簡単にまとめます。
A22 5Gとの違い
まず2021年モデルである国内版A22 5Gと比べて販路が拡大しました。ドコモ専売だったものが、auやUQモバイルといったKDDI系でも発売されることが確定しています。
なお楽天モバイル向けとみられるも型番が認証で確認されているので、楽天モバイルでも発売される可能性があります。
以下A23 5GとA22 5Gを比較したスペック表(一部抜粋)です。異なる点は赤太字で目立つようにしています。
A23 5G | A22 5G | |
サイズ | 約150 x 71 x 9.0mm (最厚部9.6mm) | 約149.7 x 71 x 8.9mm (最厚部9.3mm) |
重量 | 約168g | 約168g |
バッテリー | 4000mAh | 4000mAh |
プロセッサ | MedaTek Dimensity 700 2.2GHz + 2.0GHz | MedaTek Dimensity 700 2.2GHz + 2.0GHz |
メモリ | 4GB | 4GB |
ストレージ | 64GB | 64GB |
ディスプレイ | 5.8インチHD+ 1560 x 720 | 5.8インチHD+ 1560 x 720 |
SIM | nanoSIM + eSIM | nanoSIM |
カメラ | 外側:50MP 内側:5MP | 外側:13MP 内側:5MP |
生体認証 | 指紋, 顔 | 顔 |
スペック表だけで見れば大きな変化はないですが、外側(背面)カメラが高画素化したり、指紋認証やeSIMに対応したりと、確実に改善はされています。
執筆時点では価格が未定ですが、大幅なスペック変更がないことから大きな値上げはないとみられます。値引き上限から考えても22,000円の据え置きで販売されてもおかしくないでしょう。
少なくともau版は他社バンドに対応
また本機種はZ Flip4およびFold4と同様に、いわゆる「バンド削り」が行われていない様子です。少なくともau版では行われておらず、4G他社プラチナバンドであるB19やB8にも対応しています。
そのほか5G周波数も制限されておらず、日本で利用されている周波数には概ね対応していることが分かります。
SIMロックもかかっていないので、どのSIMカードを挿してもiPhoneのように対応バンドを気にせず利用できそうです。
サムスンは日本市場に対して本気?
Galaxyにおいて、サムスンは基本的にeSIMの対応を「フラグシップモデルの付加価値」として提供しています。
欧米をはじめとした地域では、原則としてSシリーズ、Zシリーズ、Noteシリーズのみに展開しているため、ミドルクラス以下でのeSIM対応は非常に珍しいです。
国の意向を汲み取って通信周りの仕様を改善したり、自社販売のSIMフリー(オープン市場向け)モデルを展開したりと、2022年は日本市場に対するサムスンの姿勢が良い方向に向き続けています。
販売も好調であることから、今後の展開にも期待できそうです。
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画像:Galaxy(日本)
参考
Galaxy A23 5G(ギャラクシーA23 5G)|Galaxy公式(日本) (galaxymobile.jp)
Galaxy A23 5G(ギャラクシー エートゥエンティスリー ファイブジー) SCG18 | スマートフォン(Android スマホ) | au
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