満を持して発表された2023年のサムスン主力ハイエンド、Galaxy S23シリーズ。
2022年のS22シリーズも予約注文が殺到し大きな話題となっていましたが、2023年はさらにそれを上回る勢いのようです。
Ultraが過半数を占める
聯合ニュースによると、韓国では2月7日から同月14日までの8日間で109万台以上もGalaxy S23シリーズの予約注文があったとのこと。これはS8シリーズの約100万台、S22シリーズの約102万台を抜きGalaxy Sシリーズ史上最高記録となります。
このうち約65万台は最上位のS23 Ultraであり、6割以上を占めているようです。そのほかS23は約23%、S23+は約17%という内訳であり、やはり発売日に購入するユーザーの多くは最上位モデルを求める傾向にあるようです。
なお韓国におけるGalaxy予約注文数の史上最高記録は2019年のGalaxy Note10シリーズで、その数なんと約138万台とのことです。
前評価が非常に高い?
Galaxy S22シリーズも十分に人気であり完成度の高いものでしたが、バッテリー持ちの悪さや発熱などが数多く報告されていました。とはいえ発熱などに関してはGalaxyに限った問題ではなく、2022年上半期のハイエンド端末では、ほとんどが発熱の問題を抱えていました。
しかしS23シリーズでは革新よりも安定性が重視されたのか、3モデルのいずれにおいてもバッテリー持ちや電力効率が大幅に改善されている様子です。
Galaxyに最適化されたプロセッサ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載していることに加え、ディスプレイの電力効率向上などがバッテリー持ち改善に寄与しているとみられます。
このような前評価もあってか、S23シリーズはマニアからの評判もかなり高い印象を受けます。先代ではGOS問題のようなマニアの逆鱗に触れるような騒動を引き起こしていましたが、今作でイメージを挽回できるでしょうか。今後の売上に期待です。
画像:Samsung Mobile Press
参考
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