中価格モデルのタブレットとしてコストパフォーマンスに優れたGalaxy Tab S7 FE。
この後継機種とみられる端末の噂が徐々に浮上しつつあります。
Kompanio 900T搭載か
Galaxy Tab S7 FEはSnapdragon 778G搭載でした。
一方Geekbench Browserによると、Galaxy Tab S8 FE(仮称)のセルラーモデルとみられる端末SM-X506Bは、MT8791V/TZA搭載とのこと。
これはMediaTek Kompanio 900Tというプロセッサで、Dimensity 900をベースにAndroidタブレットおよびChromebookに最適化した製品と考えられています。
このプロセッサはスペックを見る限りほとんどDimensity 900と同じであるため、AnTuTuスコアも同じく45〜50万点程度と推測できます。しかしこのスコアは50〜55万点のSnapdragon 778Gに一歩及ばない数値です。そのため後継機種でパフォーマンスの向上は期待できない可能性があります。
ちなみに筆者はDimensity 900搭載のGalaxyを使用したことがありますが、Snapdragon 778G搭載Galaxyと同様に準ハイエンドと言って差し支えがない使い心地でした。
そのため体感で分かるほどの差は生じないかもしれません。
引き続き液晶ディスプレイか
執筆時点で詳しいスペックは判明していないものの、WinFutureのrquandt氏によれば、Galaxy Tab S8 FEは引き続き液晶ディスプレイ(LCD)を搭載するとのことです。
なおリフレッシュレートについての言及はありませんが、Galaxy Tab S7 SEは最大60Hzでした。
日本で発売する可能性はあまり高くなさそうですが、近年サムスン電子ジャパンではタブレットにおいても積極的な販売を行っています。
FEモデルの日本上陸に期待したいところです。
画像:Samsung
参考
Galaxy Tab S8 FE to feature an LCD and S Pen powered by Wacom – SamMobile
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