台湾版・香港版Galaxy A52 5G(SM-A5260)の対応バンドが判明。LTEは少々難ありか

5G

日本時間3月17日に発表された機種の一つであるGalaxy A52 5Gですが、台湾版と香港版の詳細なスペックが公式で発表されました。

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日本のLTE 800MHz帯は非対応か

以下公式ニュースリリース(台湾)からスペック表を抜粋します。

型番SM-A5260(台湾版)
モデルRAM6GB/ROM128GB
RAM8GB/ROM256GB
外部ストレージmicroSD(最大1TB)
外寸159.9 x 75.1 x 8.4 mm 189g
SIMnano+nanoSIM(5G+4G)
2GGSM 850/900/1800/1900
3GWCDMA B1/B2/B5/B8
4G FDDB1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B20/B28
4G TDDB38/B40/B41
5G FDDn1/n3/n7/n28
5G TDDn41/n78/n79
赤太字は日本で利用されているバンド

ご覧の通り香港などで採用例のある4.7GHz帯のn79にも対応しています。この周波数は台湾ではまだ割り当て前の商用化検討段階なので、型番が同じである香港版と共通の対応バンドになる可能性が非常に高いです

2021/3/19 21:30追記 サムスン香港のニュースリリースより香港版の対応バンドが判明しました。日本で使えるLTEには変化がないですが、NRバンドはかなり削られているようです。

型番SM-A5260(香港版)
モデルRAM8GB/ROM256GB
外部ストレージmicroSD(最大1TB)
外寸159.9 x 75.1 x 8.4 mm 189g
SIMnano+nanoSIM(5G+4G)
2GGSM 850/900/1800/1900
3GWCDMA B1/B2/B4/B5/B8
4G FDDB1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B20/B28
4G TDDB34/B38/B39/B40/B41
5G FDDn1
5G TDDn41/n78/n79
赤太字は日本で利用されているバンド

使えるかどうかはさておき日本のNRバンドには概ね対応していますが、LTEバンドでは重要なローバンドであるdocomoのB19、auのB18およびB26に対応していません。Softbank以外ではサービスエリア内で一部圏外になるケースが予想されます。購入する際は注意したほうが良いでしょう。

以下各キャリア4G以降の対応バンド表です。

4G
(MHz)
700
FDD
850
FDD
900
FDD
1500
FDD
1800
FDD
2100
FDD
2500
TDD
3500
TDD
docomoB28B19/B26B21B3B1B42
auB28B18/B26B11B3B1B41B42
SoftbankB28B8B11B3B1B41B42
Rakuten(B18/B26)B3
(括弧はローミング回線)
5G
(MHz)
700
FDD
1800
FDD
2500
TDD
3500
TDD
3500/3700
TDD
4700
TDD
28000
TDD
docomon78n79n257
aun28(n3)(n41)n78n78・n77n257
Softbankn28n3n78n77n257
Rakuten(n3)n77n257
(括弧は今後サービス開始予定のもの)

※ 4G向けに割り当てられた周波数の転用5G

緑太字は台湾版のみ対応しているバンドです。

日本での発売も期待

なお先代モデルであるA51 5Gは日本でもauとdocomoで発売されています。今作も順当にいけば他社バンド塞ぎおサイフケータイ対応などの日本へのローカライズがなされた上で発売されるでしょう。

香港や台湾では3月末に発売が見込まれています。日本での動向に注目です。

Samsung(香港),Samsung(台湾)

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