9月8日、Galaxyの国内発表会が行われました。Galaxy Z Flip4およびFold4も発売が確定し、本日から予約が開始されます。
早くもそれぞれの対応バンドが判明したので、本サイトでもまとめます。
Galaxy Z Flip4の対応バンド
Z Flip4は楽天モバイルから引用します。少なくとも日本で利用できる4G・3Gの周波数は共通の対応バンドであると考えられます。
※太字は日本のMNO・MVNOで利用できるバンド
モデル名 | SM-F721C |
3G UMTS | B1(2100), B5(850) |
4G FDD LTE | B1(2100), B3(1800), B4(AWS), B5(850), B7(2600), B8(900), B12(700), B13(700), B18(800), B19(800), B20(800), B21(1500), B26(850), B28(700) |
4G TDD LTE | B38(2600), B39(1900), B40(2300), B41(2500), B42(3400) |
5G FDD Sub6 | N3(1800), N28(700) |
5G TDD Sub6 | N41(2500), N77(3700), N78(3500), N79(4500) |
5G TDD mmWave | N257(28000) |
Z Flip3はミリ波に非対応でしたが、今回のZ Flip4は対応となりました。またauやNTTドコモに加え、楽天モバイルでも発売されます。
5G周波数はau・楽天モバイルで共通ですが、NTTドコモではn28の記載がありませんでした。出荷時点のソフトウェアではドコモ版のみn28に対応していない可能性があります。
本体価格はauが159,870円、楽天モバイルが139,800円、NTTドコモは159,500円です。
Galaxy Z Fold4の対応バンド
auでは全ての対応バンドが確認できないので、FoldはNTTドコモのサイトから引用します。
※太字は日本のMNO・MVNOで利用できるバンド
モデル名 | SC-55C |
3G UMTS | B1(2100), B5(850) |
4G FDD LTE | B1(2100), B3(1800), B4(AWS), B5(850), B7(2600), B8(900), B12(700), B13(700), B18(800), B19(800), B20(800), B21(1500), B26(850), B28(700) |
4G TDD LTE | B38(2600), B39(1900), B40(2300), B41(2500), B42(3400) |
5G FDD Sub6 | N3(1800) |
5G TDD Sub6 | N41(2500), N77(3700), N78(3500), N79(4500) |
5G TDD mmWave | N257(28000) |
公式サイトを見る限り、やはりZ Fold4もn28のみドコモ側だけ記載がありませんでした。なおauではN3(1800), N28(700), N41(2500), N77(3700), N78,(3500), N79(4500), n257(28000)対応の記載があります。
本体価格はauが249,960円、NTTドコモが249,700円です。
eSIMと他社バンドに対応、デュアルSIMで利用可能に
楽天モバイル以外の通信事業者は一部のバンドしか表示されていませんが、展開するどの通信事業者の対応周波数一覧を見ても、他社バンドには概ね対応している様子です。
加えて今作からソフトバンクのプラチナバンドであるバンド8にも対応しました。
そのため、いわゆる「バンド削り」は概ね撤廃されたと考えて良いでしょう。
ただキャリアアグリゲーションの組み合わせは購入元によって制御されている可能性があり、他社SIMを挿すと通信速度が遅い事象が発生するかもしれません。
※2022年10月13日追記
楽天モバイル版Z Flip4を確認したところ特にキャリアアグリゲーションの制限はなかったため、他社版も同様に制限が撤廃されている可能性が高いです。
VoLTEは海外版と共通の仕様なので、国内版はどこで購入しても、どの通信事業者の回線を利用しても、利用できるエリアに支障はなさそうです。
さらにeSIMにも対応しデュアルSIMでの利用も可能になったので、今まで問題視されていた「国内版特有のデメリット」がほぼ解消しました。
とりあえず迷ったら国内版を購入しましょう。
画像:Galaxy(日本)
参考
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