先日発表されたGalaxy Z Fold4およびZ Flip4。
台湾や香港でも詳細なスペックが判明したので、対応バンドをまとめます。
なお欧州やアジア向けのいわゆる「B型番」の対応バンドについては以下を参照してください。
※同じ中華圏モデル(0型番)にはこれらの他に中国本土版のバリエーションが存在しますが、日本での流通がゼロに等しくGoogleサービスも非搭載のため、本サイトでは割愛しています。
台湾版Galaxy Z Fold4 / Flip4の対応バンド
※太字は日本のMNO・MVNOで利用できるバンド
モデル名 | SM-F9360(Z Fold4), SM-F7210(Z Flip4) |
3G UMTS | B1(2100), B2(1900), B5(850), B8(900) |
4G FDD LTE | B1(2100), B2(1900), B3(1800), B4(AWS), B5(850), B7(2600), B8(900), B12(700), B13(700), B18(800), B19(800), B20(800), B25(1900), B26(850), B28(700), B66(AWS-3) |
4G TDD LTE | B34(2010), B38(2600), B39(1900), B40(2300), B41(2500) |
5G FDD Sub6 | N1(2100), N28(700) |
5G TDD Sub6 | N41(2500), N78(3500) |
基本的にS22シリーズと同じ対応バンドのようです。注釈を見たところ、引き続き一部の5Gバンドは封印されているとみられます。
なお香港版と共通ですが、ハードウェアの5G対応バンドはN1(2100), N3(1800), N5(850), N7(2600), N8(900), N28(700), N41(2500), N78(3500), N79(4500)です。
引き続き中華圏モデルはミリ波にも対応しないようです。
香港版Galaxy Z Fold4 / Flip4の対応バンド
※太字は日本のMNO・MVNOで利用できるバンド
モデル名 | SM-F9360(Z Fold4), SM-F7210(Z Flip4) |
3G UMTS | B1(2100), B2(1900), B5(850), B8(900) |
4G FDD LTE | B1(2100), B2(1900), B3(1800), B4(AWS), B5(850), B7(2600), B8(900), B12(700), B13(700), B18(800), B19(800), B20(800), B25(1900), B26(850), B28(700), B66(AWS-3) |
4G TDD LTE | B34(2010), B38(2600), B39(1900), B40(2300), B41(2500) |
5G FDD Sub6 | N1(2100), N5(850) |
5G TDD Sub6 | N41(2500), N78(3500), N79(4500) |
香港では2022年の夏ごろに700MHz帯の5G、つまりn28が商用化されましたが、Z Fold4およびZ Flip4では工場出荷時点で対応していないようです。
とはいえS22シリーズで対応しているにも関わらず本シリーズで対応しない理由がないので、近いうちにアップデートで対応すると考えられます。
いつも通り4Gまでの対応バンドは台湾版と同等です。
まとめ
基本的にS22シリーズと同様の結果となりました。4Gに関してはどちらを購入しても利用できるエリアに差が生じることはなさそうです。
なお日本に多く流通するのは香港版です。上記0型番は意図的に台湾版を狙わない限り、基本的に香港版となるでしょう。
ちなみに本シリーズの搭載プロセッサは全ての地域でSnapdragon 8+ Gen 1になる見込みで、Exynos 2200搭載モデルは存在しないと思われます。
参考
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