Galaxy S23シリーズではSnapdragonのみが搭載されることになりましたが、サムスンは引き続きハイエンドExynosの開発を続けていると言われています。
以前までは当面Galaxy SシリーズにExynosは搭載されず、Snapdragonのみが採用されると言われていました。
しかしここ最近、Galaxy S24シリーズにExynosが搭載される噂が浮上しつつあります。
10コアのExynos 2400が搭載される?
TrendForceのレポート(Heraldcorp経由)によると、Galaxy S24シリーズに10コアCPUのExynos 2400(仮称)が搭載される可能性が高まっているとのことです。
Ice Universe氏によると、Exynos 2400は以下の構成となることが予想されています。
- 1x Cortex-X4
- 2x Cortex-A720
- 3x Cortex-A720
- 4x Cortex-A520
1+2+3+4の10コア構成となる見込みで、ほとんどが8コアとなるスマートフォン向けプロセッサとしてはやや珍しい構成です。
なおコア数が多ければ多いほどベンチマークスコアは有利になりますが、必ずしもパフォーマンスや電力効率の向上に繋がるとは限りません。
発熱とパフォーマンスの改善なるか
サムスンが製造するアプリケーションプロセッサ(AP)はエネルギー効率がTSMC製造のそれと比べて劣っているとされており、Snapdragon 8 Gen 2についてもサムスンではなくTSMCが製造することになりました。
この問題を受けて、サムスンも製造プロセスの改善に注力しています。
Exynos 2400では従来から改善された4nmプロセスにより、電力効率の向上や発熱の低減が見込めるとしています。
サムスンのプロセッサについて良いイメージを抱いているマニアはあまり多くありません。
次こそはQualcommに負けない性能や安定性が発揮できるプロセッサを作り上げて欲しいところです。
画像:Samsung(日本)
参考
TrendForce – Market research, price trend of DRAM, NAND Flash, LEDs, TFT-LCD and green energy, PV
“2024년 갤럭시에 엑시노스 탑재”…이 ‘썰’이 흥미로운 3가지 이유 [비즈360] – 헤럴드경제 (heraldcorp.com)
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