Galaxy SシリーズやNoteシリーズでは、以前より工場出荷時点で試供品の画面保護フィルムが貼り付けられていました。
このフィルムは滑りやすく指紋がつきにくいうえ、指紋認証も難なく突破できます。そのためフィルムが貼り付けられているから購入する、といった人も現れるほど定評がありました。
しかし、S22シリーズには原則フィルムが貼り付けられていないということが判明しました。
時代の流れによりフィルム貼り付けは廃止の方向へ
GadgetTrendencyによると、少なくとも韓国版ではS22シリーズにフィルムが貼り付けられていないとのこと。
フィルム貼り付けを廃止したことについて、サムスンから「Gorilla Glass Victus +によりディスプレイを保護しなくても十分な耐久性がある」「環境保護活動の一環である」という回答が得られたようです。
人気があっただけに残念ですが、SDGsといった社会貢献活動がマーケティングの一部として取り入れられている昨今では、必然的な流れと言えるでしょう。
香港版もフィルムなしの可能性
香港のガジェットレビュワーFlashingDroid氏の実機開封動画によると、S22 Ultraにフィルムは貼り付けられていないようでした。
この実機のモデルがどこの国のものかは不明ですが、背面にはサムスンロゴのみ、かつステータスバーにあるセルラー通信の電波状況を表すアンテナが最大5本であることから、香港を含む中華圏版(SM-S9080)である可能性は高いと考えられます。
※2022年3月8日追記
実機を確認したところ、香港版はフィルムが貼り付けられていませんでした。
このことから、フィルム未装着の流れはグローバルに波及していると考えられます。
S22 Ultraはフィルム選びに苦労しそう
工場出荷時点でフィルムが貼られていないということは、当然サードパーティー製保護フィルムの購入を検討する方が大半でしょう。
しかしS22 Ultraはエッジディスプレイかつ超音波式の画面内指紋センサーを搭載しているので、フィルム選びのハードルが非常に高くなっています。
オススメの画面保護フィルムがあれば、実際に装着したうえで本サイトにて紹介する予定です。
画像:Galaxy(日本)
参考
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