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以前購入したGalaxy Z Flip4の特典であるGalaxy Buds2がようやく手元に届きました。
到着して2週間以上使用したので、以前筆者が使用していたGalaxy Buds Proと比較しつつ、実際に使ってみた感想をまとめます。
スペック
本製品とGalaxy Buds ProおよびGalaxy Buds2 Proと比較しながらスペックを紹介します。なお以下には記述していませんが、3機種全てがアクティブノイズキャンセリング対応となっています。
Galaxy Buds Pro | Galaxy Buds2 | Galaxy Buds2 Pro | |
---|---|---|---|
Bluetoothバージョン | 5.0 | 5.2 | 5.3 |
イヤホンサイズ | 20.5 x 19.5 x 20.8 mm | 20.9 x 17.0 x 21.1 mm | 21.6 x 19.9 x 18.7 mm |
ケースサイズ | 27.8 x 50.0 x 50.2 mm | 27.8 x 50.0 x 50.2 mm | 27.7 x 50.1 x 50.2 mm |
ケース重量 | 44.9 g | 41.2 g | 43.4 g |
イヤホン重量 | 6.3 g | 5.0 g | 5.5 g |
バッテリー容量(イヤホン) | 61mAh | 61mAh | 61mAh |
バッテリー容量(ケース) | 472mAh | 472mAh | 515mAh |
防水 | IPX7(イヤホン) | IPX2(イヤホン) | IPX7(イヤホン) |
価格(執筆時点参考) | 13,845円 | 13,864円 | 31,000円 |
Galaxy Buds2は「価格が安価で小型軽量」が特筆すべき点かと思います。
日本未発売ですがGalaxy S21 FEのようなカラーが用意されており、外観においても優位性があると言えるでしょう。
付属品をチェック
付属品はケーブル(Type-A to Type-C)、4サイズ(合計8つ)のイヤーチップ、スタートガイド、ケース、イヤホン本体でした。
ケースの充電端子はUSB Type-Cのため、多くのAndroidスマートフォンで使用している充電ケーブルと互換性があります。
耳にフィットする
耳の形状はかなり個人差があるため参考にならないかもしれませんが、Galaxy Buds Proと比較したときに最も良いと感じたのは「耳にフィットする」ということでした。
筆者は耳が小さく、多くのイヤホンは合いません。Galaxy Buds Proも例に漏れず、装着中に耳から外れるということが頻繁にありました。
しかしGalaxy Buds2では筆者の耳と非常に相性が良いようで、とても安定しています。1週間ほぼ毎日使っても耳から外れることは一度もありませんでした。軽量化もフィット感に寄与している気がします。
ただ何度も言うようですが、耳の形状は個人差があります。購入する前に一度実際に装着して、自身に合うかどうか試すことを強くオススメします。
ノイズキャンセルは従来よりやや強化か
アクティブノイズキャンセリングについては、Galaxy Buds Proの「高」設定と比べても改善された気がします。電車内の雑音がより軽減されている印象を持ちました。
ただ相変わらず人の声についてはあまり得意ではなく、半径5m以内にいる人の会話はノイズキャンセリングを貫通して聞こえてくることが多いです。
あとGalaxy Buds Proでは二段階の調整ができましたが、Galaxy Buds2ではできませんでした。
ちなみに「周囲の音」は3段階で調整できました。
※Galaxy Buds Proの「周囲の音」は4段階で調節できます。
本体のバッテリー持ちはほぼProと変わらず
イヤホンのバッテリー容量は上記3モデルで全く同じなため、Galaxy Buds Proと比べてもバッテリー持ちはほとんど変わりません。最新のGalaxy Buds2 Proは試していませんが、本体のイヤホンに関してはおそらくほぼ同じバッテリー持ちだと思われます。
ケースについても同じバッテリー容量のGalaxy Buds Pro、Galaxy Buds2はいずれも同じくらいのバッテリー持ちでした。
音楽鑑賞にはいずれも必要十分ですが、テレワークを行う際は少々心もとないです。
アクティブノイズキャンセリングをオフにしてもzoomミーティングの実働時間は4時間強でした。途中に休憩時間があれば充電できるため駆動時間を延長できますが、いずれにせよ長時間のミーティングには向いていないと思います。
タッチ操作がイマイチ
Galaxy Budsシリーズではタッチ操作において「端」と「中央」を区別しており、それぞれに別の操作を割り当てることが可能です。
しかしGalaxy Buds2はデザインの都合により、「端」と「中央」の境界線が分かりません。
そのためタップの仕方によって別の操作をしてしまったり、そもそもタップしても反応しないことがよくあります。これはおそらく、似たような形状のGalaxy Buds2 Proも同じような問題が起きると思います。
ただ多くは慣れの問題だと思うので、しばらく使うとこのようなミスタップは減るかもしれません。
音質は普通
音質は突出して良くもなく、かといって悪くもなく、実に平凡・普通です。
決して悪くはないのですが、Galaxy Buds Proと比べると低音は弱いです。ドンシャリ系の音が好みの人は物足りない印象を持つでしょう。
ウーファー(低音)についてはProと名のついた最上位モデルにおける差別化ポイントとなっているようです。
とはいえ簡単なイコライザーの調整は可能なので、適宜好みの音質に寄せることはできます。Galaxy Wearableアプリより「イヤホン設定」→「イコライザー」から設定が可能です。
中途半端
本製品は型落ちの上位モデルGalaxy Buds Proと価格がほぼ同じ(執筆時点)になっています。そのため良くも悪くも中途半端、これに尽きます。
完全独立ワイヤレスイヤホン(TWS)において何を求めるのかによって変わると思いますが、できれば音質が良く、かつコストパフォーマンスが高いものを選びたいのであれば、Galaxy Buds2よりも音質が優れているGalaxy Buds Proを購入した方が良いです。
また防水性能の観点から、洗濯してしまっても助かる可能性が高いのは後者と言えるでしょう。
まとめ
良く言えば「まとまりが良い」、悪く言えば「中途半端」な製品だと思いました。
特典として無料で入手できるならこれで良いですが、お金を出して買うのであれば、Galaxy Buds Proとどちらにするか検討することになりそうです。
前述の通り音質重視で型落ちでも良いならGalaxy Buds Proにしたほうが良いという結論に達しましたが、逆に言うと比較しないと音質の違いは分からない人が多いはずです。
デザイン性やフィット感を重視する人はGalaxy Buds2を購入するのも悪くない選択肢だと思います。
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