去年のS21シリーズよりも約一か月遅れた2月に発表・発売されると噂されているGalaxy S22シリーズ。
以前本サイトでもアジア地域ではSnapdragon 8 Gen 1を搭載するのではないかという情報を紹介しましたが、それらしきものの存在が実際に確認されました。
S22シリーズでも”E型番”の存在を確認
12月21日ごろ、サムスン未発表の型番「SM-S908E」がGeekbenchに登場しました。
同社の型番法則に当てはめるとこのモデル型番はGalaxy S22 Ultraとなり、情報からSnapdragon 8 Gen 1搭載であることが分かります。ただしE型番は2022年より新たに登場した型番のため、この型番の具体的な販売地域は、執筆時点で公式に明らかとなっていません。
なおリークから推測するとインド・東南アジアといったアジア地域向けとなりそうです。
またアメリカ向けGalaxy S22 Ultraでもメモリ8GBモデルで計測されているため、本機種はメモリ構成が8GBからとなる可能性が高いです。
価格はS21 Ultraから据え置きとなるか、値下がりとなるかは不明ですが、価格を下げる努力を行っていることが感じられます。
12GBモデルがなくなるということは考えにくいので、新たな選択肢が増える点で良いニュースといえるでしょう。
今年のアジア地域は変則的に?
2022年のハイエンドGalaxyでは、従来のシステム・オン・チップ(SoC)を搭載する地域の法則性が大きく崩れる見込みです。
従来は原則として中国エリア(特別行政区と台湾を含む)、アメリカ、日本のみがSnapdragon搭載地域でしたが、このSnapdragon搭載地域が拡大されると言われています。
昨年から引き続き半導体不足の煽りを受けることが予想されていますが、この影響のためと考えられます。
実際にS21 FEでもE型番の存在が確認されており、これはS22シリーズとは対照的にExynos搭載となるようです。
つまりややこしいことに、B型番の欧州地域ではS21 FEがSnapdragon搭載、S22シリーズはExynos 搭載、E型番のアジア地域ではS21 FEがExynos搭載、S22シリーズはSnapdragon搭載となることが考えられます。
2022年のGalaxyを購入する際は、搭載SoCを入念に確認すべきでしょう。
画像:Tecnizo Concept via LetsGoDigital
参考
コメント