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サムスン、2年連続でGalaxy事業を大幅見直しか

Galaxy

Galaxyを擁するサムスンのスマートフォン事業で、大幅な事業方針の転換が検討されているようです。ETnewsが報じています。

出荷台数目標の見直し

サムスンは業績が芳しくない事業に対して、業績悪化の原因を究明する「経営診断」を実施しています。今回もスマートフォン事業がこの監査の対象となったようです。

実は直近で約1年前にもこの監査が行われており、少なくとも2年連続で実施されているということになります。つまり、スマートフォン事業がそれだけ”緊急事態”であると判断されているのでしょう。

サムスン特有の問題としては「GOS問題」が記憶に新しいです。消費者の信頼を失ってしまったこの失態はそれなりに重く受け止められており、業績悪化の原因として挙げられている模様です。

またサムスンだけではない問題としてはロシア・ウクライナ戦争の影響、スマートフォン市場の成長鈍化が挙げられます。

これによりサムスンは、2022年のGalaxy生産台数目標を3億3400万台から2億7000万~2億8000万へと、約2割ほど引き下げたようです。

ちなみに2021年の出荷台数は2億6050万台、パンデミック前の2019年は3億1800万台でした。実はこの目標、そこまで少ないわけではありません。

委託生産(JDM)の強化

サムスンは近年、製造委託先のメーカーと共同で設計を行うことが特徴であるJoint Design Manufacturing(JDM)という委託生産の方式を推し進めています。

低~中価格帯のスマートフォンラインナップにおいては、コスパに優れた多数の中国メーカーが競合となるため、利益率が特に低く薄利多売となっています。収益性を改善するためにもJDM生産を低価格帯のみならず、中価格帯においても拡大することが検討されている様子です。

なお近年のGalaxyではA03、A03s、A03 core、A22 5G(海外版)がJDM方式の生産だとされています。

ただしドコモ版のA22 5Gは海外版A22 5Gと同名称ながら全くの別モデルとなっているため、この機種がJDM生産であるかは不明です。


2022年第1四半期の業績は好調でしたが、第2四半期の業績は芳しくないのかもしれません。ただスマートフォン市場そのものの成長が鈍化しているため、事業の大幅見直しはある程度仕方ない部分もありそうです。

ただしGOS問題については完全にサムスンの過失なので、信頼を失わないためにも二度と発生しないよう再発防止に取り組んでほしいところです。


画像:Samsung Mobile Press

参考

[뉴스줌인]삼성폰 대내외 불확실성 선제 대응…특화 칩·공급망까지 점검 – 전자신문 (etnews.com)

[단독] ‘스마트폰 비상’ 삼성, 1년만에 또 경영진단 – 전자신문 (etnews.com)

Samsung to increase smartphone JDM production to 70 million units – THE ELEC, Korea Electronics Industry Media (thelec.net)

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