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vivo iQOO Z1 3ヵ月使用レビュー

Android

2020年6月に初のDimensity1000+搭載機種として発表された、発売当初で約3.7万円のコスパモンスター、iQOO Z1の長期使用レビューです。

使用して3ヵ月経過したので、実際に使ってみないと分からない点やメインでGalaxy S20+を使用している筆者の感想を書いていきたいと思います。

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スペック

以下抜粋したスペックを記載します。

SoCMediaTek Dimensity 1000+
RAM6GB/8GB LPDDR4X
ROM128GB/256GB UFS2.1
バッテリー容量4500mAh
ディスプレイ6.57インチ液晶 リフレッシュレート最大144Hz
解像度2408 x 1080 FHD+
リアカメラ48MP+12MP+8MP
フロントカメラ16MP(パンチホール)
3G W-CDMAB1/B2/B4/B5/B8
FDD-LTEB1/B2/B3/B4/B5/B8/B18/B19/B25/B26
TDD-LTEB34/B38/B39/B40/B41
5G NRn1/n3/n41/n77/n78/n79
※5Gは日本の周波数非対応(後述)
  • WiFi(2.4G/5GHz)WiFi6対応
  • Bluetooth 5.0
  • Android10 iQOO UI
  • 3.5㎜イヤホンジャックあり

これは何?

iQOO Z1 中国版です。筆者は6/128GBモデルを発売してすぐにAliExpressで注文し、約45000円ほどかかりました。

vivo公式ストアでDHL配送を有償依頼しましたが、何故か無料配送で選択できる業者UPSで配送されました。中華ECサイトクオリティです。まあコロナ禍にも関わらず注文して9日で届いたので、特に返金依頼はしませんでした。

同梱品は

  • 本体
  • 44W急速充電器
  • ケーブル
  • TPUケース
  • 説明書とSIMピン

と必要最小限の構成でした。

本体はディスプレイ面とレンズ部分を除いて全てプラスチックのようです。

側面はラメのようなものが入っており非常にチープな質感ですが、一方で裏面はガラスのような質感で凝ったグラデーションとなっています。

指紋認証は側面で電源ボタンと兼用ですが、精度は良好で解除の速度も早いです。

ディスプレイ面です。ベゼルは値段の割に細いですが、顎は少し太めです。本機種は液晶ですが、ディスプレイ品質は悪くなく、最高峰の有機ELを搭載しているGalaxyをメインで持っていても大きく不満を持つものではありません。ただし、直射日光下では若干輝度が足りないようで視認性は良くないです。

パンチホール周辺は若干ムラがありますが、これは仕様です。

実機ベンチマーク結果

本機種は「MediaTekは低性能」というイメージを払拭したDimensityシリーズの一番高性能なチップを搭載しています。antutuとGeekbench5の二種を実機で計測しました。

性能はちょうどSnapdragon855と865の間くらいです。PUBGなどの重いゲームでもサクサク快適にプレイできます。

Google導入およびVoLTE化について

vivoのスマホはグローバル版でも工場出荷状態ではGoogleサービスが入っていません。vivoのアプリストアからGoogleが提供している任意のアプリをインストールすると「通常『Google Playストア』をインストールしてから『○○(任意のGoogleアプリ)』を使用する必要があります。今すぐバックグラウンドでダウンロードしてインストールしますか?」というポップアップが表示されます。それに従い、「確認」ボタンを押せばGMSを導入することができます。

VoLTE化についてですが、楽天含むau系については可能でした。開発者オプションを使用して、細かい設定を行う必要があります。細かい設定については動画を見た方が分かりやすいと思うので、カステラ王子さんの動画を引用させていただきます。VoLTEの設定については8;50頃からです。

他のdocomoやSoftbank回線はスマホ側の設定のみではVoLTE化できない様子でした。3G通話が可能な契約であれば3Gで通話ができるようですが、近年エリアが縮小しつつあるので注意が必要です。

※本記事は電波法違反を助長するものではありません。スマートフォンは総務省が定める技術基準適合証明を取得していないと、Bluetooth含む無線通信を利用することができません。使用するにあたっては全て自己責任でお願いします。

カメラ性能

曇天ですが、北海道に行った際にふと撮影した写真です。

本機種はデフォルト設定では4000×3000お解像度で撮影されます。

高画素であるせいか、1枚目のように普通に撮影してもブレることが非常に多いです。シャッターチャンスを逃さず撮ることができるスマホのメリットを台無しにしています。

色味は最近のスマホとしては平均的で、少しだけ現実より彩度が高く加工なしでもSNS映えしそうです。

続いて夜景です。

夕方の広角と超広角の写真です。超広角はかなりノイズが走っており、夕方以降に使用するのは厳しそうでした。

広角レンズで撮影
超広角レンズで撮影

以下順に通常モード、夜景モードの写真です。どちらもメインカメラの4800万画素で撮影しています。

高画素特有のディティールの潰れが目立ちます。ただ値段の割に健闘していると思います。

通常モードで撮影
夜景モードで撮影

UIの癖が非常に強い

ここからは3ヵ月使用して感じたことについて記述していきます。

vivoのスマホはかなり癖のあるUIとして有名で、ある程度は覚悟していましたが、やはり普段使いに支障の出るレベルで使いづらいと感じました。以下特筆すべき癖のある点を挙げていきます。

  • 通知アイコンがデフォルトだと変
  • そもそも通知自体デフォルトでオフになっている
  • デフォルトがフォントが怪しい中国語
  • apkインストールにはvivoアカウントが必要
  • vivoアカウント作成には中国本土の電話番号が必要
  • Googleサービスが正常にバックグラウンドで動作していない
  • SNSの通知はほとんどリアルタイムで届かない
  • Chromeでウェブサイトの読み込みに失敗する

等々、使う度にストレスが溜まるほど癖ばかりです。一般人がメインで使用するには少々難があります。

逆に言えば、iPhoneやGalaxyがどれだけ使いやすいか改めて感じることができます。

AMPは2回に1回の確率で読み込みに失敗する
酷い時は広告すら読み込みに失敗する

他にもツイートの埋め込みなどでも読み込みに失敗してしまいます。HTMLとの相性が悪いのでしょうか?

その他バッテリー持ちなど

バッテリー持ちについてですが、ハイエンド性能で高リフレッシュレートにも関わらずかなり良い印象です。日常的に144Hzで使用しても2日持ったりと、バッテリーの最適化にはかなり力を入れているようです。その分バックグラウンドで動作すべきものが動作していませんが。

リフレッシュレートは144Hzに対応していますが、頻繁に大きくコマ落ちします。安定して120fps近く出ているGalaxyのほうがなめらかに見えます。安いので仕方ないのでしょうか。

スピーカーはステレオです。値段の割には音質が良いですが、音量は若干小さめのように感じます。

iQOOはvivoのゲーミングブランドであり、ゲームに特化した機能が多く搭載されています。しかし、大半が日本語非対応であり、また英語にすら対応していないものがあります。

すべての機能を利用するにはvivoのアプリストアからゲームをインストールする必要があります。中国語のみの対応だったり、日本ではあまり馴染のないアプリが多く、あまり参考にならないので詳細なレビューは省きます。

まとめ

◎良いところ

  • コスパが非常に良い
  • 電池持ちが良い
  • 高リフレッシュレートに対応している
  • アップデートが頻繁に降りてくる

✕悪いところ

  • UIが使い悪すぎる
  • 使えば使うほどストレスが溜まる
  • 随所に見えるコストカット及び粗削り
  • 日本語にしても中国語が残る

ほぼソフトウェアの文句しかありません。逆に言うとハードウェアは素晴らしく、100点満点で点数にすればハードウェア50点満点、ソフトウェア10点の60点でしょうか。

海外で発売されている中華スマホはコスパが非常によく、とても魅力的に感じます。しかし、スマホというのはスペック表やベンチマークスコアなど、ハードウェアだけで良さが決まるものではありません。

「安いのに隅々まで満足できる商品」というのはこの世に存在しないのです。

これはスマホにも言えることで、どこかしらで必ずコストカットが行われていたり、使っていて不満に感じる点が値段の低さに応じて増えていきます。

面白さはありますが、iPhoneやGalaxyのフラグシップモデルなど、超大手で完成度の高い機種をメインで使っている人は絶対に幸せになれません。

この機種はそんなことを強く感じるスマホでした。

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