Galaxy S22が投げ売りされてもGalaxy S23を選んだほうが良い理由

Android

先日、auはGalaxy S22(SCG13)の一括価格を58,400円に値下げしました。

さらに端末購入プログラム加入では実質負担額が16,547円(23回まで719~719円/月)となるなど、非常に安価に入手できるようになりました。

しかし、Galaxy S22にはデメリットが存在します。もっと言うと、人によっては高くともGalaxy S23を購入したほうが良い場合があります

本記事では両方使用したことのある筆者が「高くてもGalaxy S23にしたほうが良い理由」を挙げていきます。

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バッテリー持ちに大きな差

まず最も大きな違いとして、バッテリー持ちがあります。スペック上ではたったの200mAhしか増加していませんが、実際にはそれ以上の差があると感じました。

以下は過去100%から20%までの使用時間を検証した際の結果です。左がGalaxy S22、右がGalaxy S23で、Wi-Fi条件下でSNS・コンテンツ鑑賞を主に行う条件で使用しています。

実際のアプリ使用時間などは異なるものの、実際に使っていてもGalaxy S23のほうが1.5倍近くバッテリーが持つ体感でした。

筆者の使い方だとGalaxy S22は朝バッテリーを満タンにしても1日持ちませんでした。

バッテリー持ちを重視するのであれば、Galaxy S22は避けた方が無難です。

発熱による性能低下の有無

またバッテリー持ちだけでなく、発熱にも差があると感じました。

ただ発熱するだけならまだしも、Galaxy S22は発熱とともにサーマルスロットリング(一時的な処理能力の低下)が発生します。特に夏場はハイエンド機種とは思えないほど処理性能が低下することもありました。

しかもサーマルスロットリングはかなり厳しいようで、ゲームプレイどころかX(旧Twitter)といったSNSを利用する際にも明らかな性能差を感じます。

一方で、Galaxy S23において、このような事象を感じることは一度もありませんでした。

正直なところ、Galaxy S22に高性能は期待しないほうが良いと思います。

1年型落ちのハイエンド端末ではありますが、後継のGalaxy S23および搭載されているSnapdragon 8 Gen 2の完成度が高いのも相まって、個人的には1年型落ち以上の差を感じました。

eSIMと他社バンド対応の有無

この恩恵を受ける人はほんの一握りですが、Galaxy S23はeSIMと他社バンドに対応しています。そのため、他社に乗り換えてもほとんど遜色なく利用することができます。

一方S22はいずれも対応しておらず、au版はau回線と楽天回線のみ、ドコモ版はドコモ回線のみでしか十分に使用できません。

Galaxy S23にすれば、ある通信事業者の回線が繋がりにくくなったり、電波が弱い場所を拠点に生活することになってしまった場合は、気兼ねなく端末そのままで他社に乗り換えることができるのです。

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まとめ

もちろん、これらのデメリットを理解したうえでGalaxy S22を選ぶのは全く問題ありません。

しかし、安いからという理由だけで選ぶと後悔してしまう可能性があります。

スマートフォンは「安かろう悪かろう」です。良いものは高く、安いものはそれなりの理由があります。

また現在、Galaxy S22やS23を取り扱っているauやドコモでは、実際の負担額が軽減される分割プログラムも用意されています。これらをうまく活用することで、一括価格よりも軽い負担で入手することが可能です。

是非これらを理解したうえで、どちらにするかよく検討してください。

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