台北市内のSamsung直営店にGalaxy S23 FEのデモ機が設置されましたので、所感を軽くまとめます。
スペック
Galaxy S23 FEの一部スペックをおさらいします。
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4G+5GHz+6GHz |
ディスプレイ | 6.4インチFHD+ Dynamic AMOLED 2X 1080 x 2340 リフレッシュレート120Hz |
プロセッサ | Snapdragon 8 Gen 1 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB 256GB |
カメラ | ・背面 広角 50MP F1.8 超広角 12MP F2.2 望遠3倍 8MP F2.4 ・前面 10MP F2.4 |
バッテリー容量 | 4,500mAh |
生体認証 | 顔(2D)/指紋(画面内・光学) |
備考 | IP67防水・防塵 |
外観チェック
デザインはアルミ製フレームにガラス製背面パネルの組み合わせで、カメラは独立した3つのレンズで構成されています。
カラーバリエーションはグラファイト、クリーム、ミント、パープル、ブルー、オレンジがあり、台湾では前の3色のみ発売されます。筆者が訪れた店舗にはミントのみ展示されていました。淡いグリーンで爽やかな印象です。
見た目はGalaxy A54とほとんど同じですが、実は筐体を丸々流用しているというわけではありません。
比較画像はいずれも左がS23 FE、右が筆者私物のA54です。
- ディスプレイ面
- 背面
- 右側面
- 上部
- 下部
- 背面カメラ部
S23 FEのCG画像を初めて見たときはA54の筐体を流用したのではないかと思っていましたが、このようにカメラ、ボタン、マイク、スピーカー、SIMカードトレーの位置・大きさが全て異なります。
とはいえ寸法の差はごく小さく、重量も7gしか変わらないため、持ったときの印象はA54と全く同じです。
このA54とほぼ同じ筐体にSnapdragon 8 Gen 1を搭載しているため、「更にサクサクになったA54」という印象を受けました。
台湾を含む中華圏や北米向けGalaxy S23 FEはSnapdragon 8 Gen 1搭載です。
その他の地域は原則的にExynos 2200を搭載しています。
A54用アクセサリーは使えるのか?
ここまでA54と似ているとやはり気になるのはA54用のアクセサリーが使用できるかどうかでしょう。
先述の通りボタン位置などが異なり、本体寸法もミリ単位で異なるようですので、S23 FEでA54専用ケースを流用することはできないでしょう。
有機ELパネルについては、A54はSuper AMOLED、S23 FEはDynamic AMOLED 2×というパネルでスペックが若干異なります。一方で寸法は筆者が確認した限り全く同じため、フィルムはA54用のものも使用できる可能性があります。
執筆時点で日本の発表はなかったGalaxy S23 FEですが、輸入して購入するという人でA54用アクセサリーの対応が気になる場合は是非参考にしてください。
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