2024年のフラグシップとして発売される見込みのGalaxy S24 Ultra(仮称)で、すべての地域においてSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxyを搭載する可能性が浮上しています。
最上位はSnapdragonのみ搭載か
例年Galaxy Sシリーズは、後述する一部地域を除き、原則的に自社製品のExynosプロセッサを搭載します(例外を除く)。一方で米国、中華圏、日本といった一部地域では、QualcommのSnapdragonプロセッサを搭載します。
ところが著名リーカーのRevegnus氏(X:@Tech_Reve)によると、2024年のGalaxy S24シリーズでは、最上位のGalaxy S24 Ultraのみ、すべての地域でSnapdragonプロセッサを搭載するとのことです。
一方で下位モデルとなるGalaxy S24およびGalaxy S24+(いずれも仮称)については、例年通り原則Exynosプロセッサを搭載する見込みです。
コストと売上を天秤にかけた結果?
Galaxy SシリーズでExynosプロセッサを積極的に搭載する理由は、内製化によるコストの削減です。
しかし、顧客の人気はSnapdragonのほうが高いと言われています。パフォーマンスがSnapdragonよりも劣りがちなため、マニアの間でExynosの評判はあまり良くありません。
そのため売れ行きを考えて、Snapdragon搭載モデルや地域の配分を変更する可能性は十分にあるでしょう。
ちなみにGalaxy S22シリーズでは欧州を除き原則Snapdragon搭載に、Galaxy S23シリーズでは全てのモデル・全ての地域でSnapdragon搭載となりました。
最上位モデルでExynosを搭載しないという案は、かかるコストと搭載プロセッサによる売れ行きの差異を天秤にかけた結果なのかもしれません。
画像:Qualcomm
参考
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