【PR】このレビューはGoogle広告により収益を得ています。
筆者は2022年の秋ごろ、発売日にGalaxy Z Flip4を購入し、しばらく使用していました。
せっかくなので縦折りのフォルダブルスマホを試してみようと思い購入しましたが、実際に長く使用してみると、続々と不満点が出てしまいました。
最終的にはほとんど使用しなくなってしまったので、結局半年でGalaxy S23に乗り換えることになりました。
今回はなぜ早期に手放すきっかけとなったGalaxy Z Flip4の微妙・残念だった点を挙げていきます。
バッテリー持ちが悪い
最も残念だと感じたのは、バッテリー持ちの悪さでした。
以前のレビューで記述したように、フォルダブルのスマートフォンとしては悪い方ではありません。しかし実際にメインで使ってみると、筆者の使い方では1日すら持ちませんでした。
Galaxy S23シリーズのバッテリー持ちが飛躍的に改善されたことからも、余計にバッテリー持ちの悪さが際立ちます。
このせいでGalaxy Z Flip4だけを持って外出することは難しく、モバイルバッテリーを携帯するか、スマホを追加で1台持ち歩かなければ不安になりました。
折りたたむ必要性を見出せなかった
横折りであるGalaxy Z Foldシリーズは「開けばタブレット、閉じればスマホ」といったようにそれぞれの使い方が明確で分かりやすいです。
しかし横折りのGalaxy Z Flipシリーズに関しては、閉じることができるというメリットがイマイチ理解できませんでした。
そもそもジーンズでない限り、メンズのパンツは閉じなくても大体ポケットに入ります。
また頻繁に開閉することにより、元から貼り付けられている画面保護フィルムが浮いてしまうリスクが上昇します。このリスクを低減させるには開閉頻度を下げるしかなく、そういった面でもほぼ開きっぱなしで使用していました。
ポケットが少ないか小さい服を頻繁に着るユーザーであれば、折り畳めるというメリットを享受できる可能性があります。しかし、そういった方は大抵カバンを持ち歩くはずなので、やはり折りたたむ必要性はないのかもしれません。
カメラが弱い
フォルダブルのため多少は仕方ないのですが、それを踏まえてもGalaxy Z Flip4の背面カメラはとても貧相な2眼構成になっています。
超広角をほとんど使わず、逆にズームを多用する筆者には合いませんでした。
ただ、ズームさえしなければソフトウェア処理である程度まで誤魔化すことはできます。
側面の指紋センサーと相性が悪い
Galaxy Z Flip4に限らず、側面に指紋センサーを搭載したGalaxy全般的に言えるものですが、筆者の人差し指と側面指紋センサーの相性が非常に悪く、9割近く認証に失敗してしまいます。
結局半年間、ほとんどの場面でパスコードを打ってロック解除していました。
リセールが悪すぎる
これもフォルダブルスマートフォン共通で言えることではあるものの、とにかく中古価格の下落ペースが早いです。
筆者はGalaxy Z Flip4を発売日に購入し、半年ちょっと使用して買取業者に売却しましたが、傷なしのAランクで中古買取価格が75,000円でした。購入時の価格は139,800円だったため、たったの半年でほとんど半値という驚異的な下落ペースです。
今後もかなりの勢いで下落し続けると容易に予想できることから、今のうちに売却しておこうと思いGalaxy S23への乗り換えを決意しました。
結論
実際にGalaxy Z Flip4を半年使用して分かったことを端的にまとめると「Galaxy Z Flipは『ファッションアイテム』であり、オタクが好き好んで使う『ガジェット』ではない」です。
横折りのFoldもさることながら、Flipはとくに「ファッションアイテム」として一般消費者に広く知れ渡っています。事実、実際に使用していると、男女問わず声をかけられる機会が多々ありました。加えてFlipに憧れを持つユーザーの多さを実感しました。
要するに、Flipは性能や実用性を犠牲にしてデザインやブランディングにステータスを割り振っているということです。そのため性能の高さを追い求める筆者とは考えが一致しなかったのです。
Galaxy Z Flip4は決して悪い機種ではありません。あくまで筆者と合わなかった、というだけです。しかし、人を選ぶ機種であることは間違いないでしょう。
実際に購入を検討している場合は、自身の価値観とコンセプトが一致するかよく考えたほうが良いかもしれません。
コメント
折りたたむ必要が無いと言うのは同意
自分も広げたまま使っている
オタクが好むガジェットじゃないと言うのは違うかな?
オタクは不必要でも折りたたむと言う機能に萌える
お金が許せば折りたたみスマホコンプリートしたい