サムスンが提供しているGalaxyに拡張機能を提供するアプリ群「Good lock」のうちの一つである「Camera Assistant」のアップデートにより、Galaxyのシャッターラグを改善できる機能が追加されました。
執筆時点では条件が厳しめ
2023年2月24日現在では条件がかなり厳しくなっており、
- One UI 5.1以上であること
- S20シリーズ、S21シリーズ、S22シリーズ、S23シリーズ、Note20シリーズ、Zシリーズ(初代Galaxy Foldを除く)であること
以上を満たさなければ全ての機能を利用することができません。
香港版S22 Ultraでは日本からでもGalaxy Storeよりインストールが可能でした。一方イタリア版S21 FEはOne UI 5.1でも対応していませんでした。
なお国内版の利用可否については執筆時点で不明です。
※2023/2/24/18:20追記 国内版S22(One UI 5.0)では後述する「シャッターを素早くタップ」などを含む一部機能が利用できないようですが、アプリ自体は利用可能とのことです。
シャッターを切るタイミングが変更可能に
最新のCamera Assistantでは「シャッターを素早くタップ」「連写スピード」の項目があり、シャッタースピードを改善する機能が追加されています。
Galaxyはシャッターボタンを”離して”からようやくシャッターが切られる挙動になっていますが、「シャッターを素早くタップ」をオンにすると、ボタンを”押してすぐに”シャッターが切られる挙動になります。これにより以前よりもシャッターラグが改善されます。
また「連写スピード」では3つの選択肢が用意されており、連写速度を重視するか、画質を重視するかでユーザーが自由に選べるようになっています。
今後の更なる改善に期待
以前よりGalaxyの純正カメラアプリではCPU性能がかなり制限されているのか、ハイエンド端末でも動作が重くなりがちです。
これにより1秒近くシャッターラグが生じることも多く、この点についてはCamera Assistantでも改善ができません。
S23シリーズではある程度改善されているようですが、既存の機種でも動作の重さを改善してほしいところです。
参考
Samsung just admitted your phone’s camera is slower than it should be – SamMobile
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