サムスン、Galaxy S23シリーズでもExynos搭載を検討中？

以前よりSnapdragon搭載モデルのみの展開と噂されていたGalaxy S23シリーズ。

しかし例年通りExynos搭載モデルも展開される可能性が浮上しています。

Exynos 2300は開発中？

GalaxyClubによると、現在ExynosプロセッサではS5E8835およびS5E9935の開発が噂されているとのことです。

命名法則に従えば、これらはミドルクラス向けExynos 1380(仮称)およびハイエンド向けExynos 2300(仮称)であることが推測されます。現時点ではモデル番号程度しか判明していませんが、少なくともハイエンドExynosの開発は継続しているとみられます。

ハイエンドExynosは、例年フォルダブルのZシリーズを除く自社のフラグシップGalaxyに搭載されます。開発中ということはつまりS23シリーズに搭載されても何ら不思議ではなく、これらへの搭載に向けて準備を整えている可能性があります。

とはいえ昨今の報道や噂からして、従来ほど積極的には展開しない可能性があります。

サムスン社内では部門によってやや温度差があるようで、「Galaxyスマートフォンを直轄しているMX部門に関しては、全地域でSnapdragonを搭載したい意向である」と著名リーカーのIce universe氏が発言しています。

ネットではどちらかというとSnapdragonを好むユーザーが多く、しばしば「Exynosは劣っている」と評されます。実際の利用で大きな差を感じることはほぼないのですが、このような評判の差があってか、MX部門では極力Exynosを採用したくないと考えているのかもしれません。

S22シリーズはSnapdragon 8 Gen 1が約7割、Exynos 2200が約3割の展開であるとされています。もし展開されるとなると、S23シリーズも同様の割合になるのではないかと筆者は予想しています。

どちらに最終決定権があるのかは定かでないですが、いずれにせよ2023年もGalaxyのフラグシップ製品でExynosが主力となる可能性はあまりなさそうです。

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参考