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海外版スマホでドコモの通話が利用不可に?2GHz帯FOMA(3G)順次停波へ

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NTTドコモがFOMAプラスエリア非対応機種についてのお知らせを発表しました。

これはドコモの一部フィーチャーフォン(以下ガラケー)で利用不可となる地域が発生する旨のお知らせですが、ガラケーだけではなく、海外版を含むスマートフォンにドコモのSIMを挿している場合でも影響が出る可能性があるので、この件について解説していきたいと思います。

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今回の停波対象は2GHz帯

2021年8月現在、ドコモのFOMA(以下3G)はW-CDMA方式の2GHz帯(Band I)と800MHz帯(Band VI/XIX)で運用されています。

そしてこのうち2022年1月より停波となる対象の周波数はBand Iにあたる2GHz帯となります。既に2GHz帯の3Gが停波している地域も存在するようですが、正式に発表がなされた模様です。

なおドコモの3Gが完全に停波するわけではなく、800MHz帯のVI/XIXで運用されているFOMAプラスエリアと呼ばれる周波数は引き続き2026年3月末まで運用される予定となっています。

文字だけじゃ分かりにくいので、図を用いて周波数の位置関係をおさらいします。

  • 2GHz帯

ドコモはこの帯域のちょうど真ん中である周波数の20MHz幅*2を取得しており、原則下側15MHz幅*2で4Gを、残りの上側5MHz幅*2の枠で3Gを運用しています(例外あり)。

2.1GHz帯の内訳(一例)
  • 800MHz帯

基本的にドコモは800MHz帯のうち上側10MHz幅*2で4Gを、残りの下側5MHz幅*2の枠で3Gを運用しています(例外あり)。

800MHz帯の内訳(一例)

このように、3Gは原則2種類の周波数でエリア展開されています。

今回停波した後はその帯域を4Gおよび5Gで活用するとしていますが、5Gに転用する時期は未定であり、また4Gと5Gで周波数を共有するDSSを行うかについても不明です。

筆者的にこの2GHz帯を5Gに転用する時期は数年単位の当分先だと予想しています。

VoLTE非対応のスマホでは通話不可になることも

ドコモ回線は格安SIM(MVNO)の種類が豊富で、海外版のスマートフォンやドコモではない他社のキャリア端末にドコモ回線の4G契約SIMを挿して利用している方も多いでしょう。しかし、これらのスマートフォンは日本(他社)の通信事業者のVoLTEやW-CDMA(Band VI/XIX)に対応していない場合が多く、それぞれの対応バンドとVoLTEの利用可否を確認する必要があります

もしいずれも対応していない場合、前述したドコモのお知らせに記載のあるガラケーと同様の挙動となり、今後通話やSMSが利用不可になってしまいます

画像は2021年8月6日時点のもの(画像に一部加工有)

こちらはSoftbankが販売するスマートフォンの対応バンド(一部)一覧表です。他社LTE(4G)バンドに対応していても、3Gには対応していない機種があるということが分かります。そのうえドコモのVoLTEは実際に使ってみないと対応しているかどうか分かりません。

これでもしVoLTE非対応であった場合、VoLTEかVI/XIXのバンドに対応した機種に変更するか、もしくは回線をSoftbank系のものに乗り換えるしかありません。

要するに「ドコモ系のSIMは挿せば使える」という通説が覆りつつあるというわけです。今後はSIM選びが今まで以上に難しくなるでしょう。

今後はVoLTE対応可否の確認が必須になりそう

ドコモの3Gサービス終了は2026年とまだまだ先ですが、一刻も早く古い規格の通信を停波させたいようです。また5G契約では3Gが利用できないように制限したりと、3Gを停波する準備を積極的に行っている様子が目立ちます。設備の老朽化や4G通信のトラフィック逼迫が顕著なのかもしれません。

そして今後5G契約が主流になっていくと考えられるため、近い将来ドコモでもVoLTE対応は必須になるでしょう。

よって筆者としては、ドコモで利用したい場合はドコモのVoLTEに対応した機種への変更、もしくは機種をそのまま利用したい場合は運用している周波数が比較的グローバルで対応端末が多いSoftbank回線への変更をおすすめします。


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ソース

ドコモからのお知らせ : FOMAプラスエリア非対応機種をご利用のお客さまへのお知らせとお願い | お知らせ | NTTドコモ (nttdocomo.co.jp)

IIJmio:NTTドコモFOMA(3G)サービス終了に伴う停波について

SIMロック解除が可能な機種の周波数帯一覧 (softbank.jp)

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