Galaxy Z Fold5・Z Flip5は昨年より10%売上増、フォルダブル年間1000万台も視野に

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2023年下半期フラグシップとして発売されたGalaxy Z Fold5およびGalaxy Z Flip5は、昨年のZ Fold4・Z Flip4と比較して、10%多い出荷量であることが報道されています。

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現時点では堅調か

画像:Samsung

韓国メディアThe Elecによると、Galaxy Z Fold5・Z Flip5の出荷量は、前年同期比(Z Fold4・Z Flip4の出荷量)で8~10%多いことが確認されたとのことです。

出荷割合はZ Fold5が30~35%Z Flip5が60~65%と、かなり縦折りのFlipに偏っている様子です。

このペースでいくと、従来モデルを含めたサムスンの折りたたみスマートフォンの出荷台数は、2023年だけで1,000万台を超える見通しです。

2022年では900万台後半であったことから、もし1,000万台を超えるならば、フォルダブルスマートフォン史上初の快挙となります。

懸念点もあり

ところが、韓国にて秋夕連休(注:日本でいう盆休みのようなもの)を控えているにもかかわらず、これらフォルダブルの生産に必要な部品の発注量が増加していない、と業界筋から伝えられています。

つまりサムスンは先代モデルのZ Fold4・Z Flip4と比べて、年間ベースでは大幅に販売台数が増加しない予測を立てている可能性があります。

世界的な景気後退による買い控えを懸念しているとみられ、在庫を多く抱えないように生産量を調整しているのかもしれません。


日本でも先代モデル比191%の予約台数を誇るなど、初動はかなり良かったように見受けられますが、果たしてこのペースは年末まで続くのでしょうか。

今後の動向に注目です。


参考

삼성전자 폴더블폰 신제품, 전작보다 10% 많이 팔린다 – 전자부품 전문 미디어 디일렉 (thelec.kr)

「Galaxy Z Flip5/Fold5」、前年比191%の事前予約 – ケータイ Watch (impress.co.jp)

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