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一般的にディスプレイのリフレッシュレートが高ければ高いほど滑らかに見える反面、電力の消費は増大します。
スマートフォンも例に漏れず、リフレッシュレートを高くするとバッテリー持ちが悪くなることが知られています。そのためバッテリー持ちと滑らかさを両立する90Hz前後のリフレッシュレートを求めている方も多いのではないでしょうか。
Galaxyにおいてリフレッシュレート最大120Hzと最大96Hzで、どのくらいバッテリー持ちに差が出るのか、実際にGalaxy S22 Ultraで試してみました。
一部Galaxyでは最大96Hzが利用できる
Galaxyは一般的に「標準」か「高」または「最適化」の二択しか選択できず、たとえば最大120Hzリフレッシュレートの機種では最大60Hzか最大120Hzしか選ぶことができません。
しかし一部機種では裏技を使うことで、最大96Hzにすることが可能です。
以前本サイトでも最大96Hzで使用する方法を紹介しましたが、今回は実際にバッテリー持ちに影響があるかどうかを検証していきます。
※あくまで筆者の環境においての結果となります。実際に使用するアプリや環境によって結果が大きく左右される可能性があり、全ての環境において同じ結果を保証するものではありません。
結果
満充電100%から20%までWi-Fi環境下で輝度・Bluetooth・位置情報などの設定を固定して、Twitter・Chromeによるネットサーフィン・YouTube観賞(いずれもバックグラウンド利用なし)を主に使用しました。
以上の条件で検証を行った結果、同じような使い方をしても1時間半ほど画面オン時間の差が出ました。
割合で言うと96Hzの方が120Hzよりも15〜20%程度バッテリー持ちが良いということになりました。
特にバッテリー消費の差を感じたのはTwitterのようなスクロールを多用する場面でした。最大リフレッシュレートで動作し続けることが多いほどバッテリー持ちに差が出そうです。
逆に同じ画面を表示し続ける環境だとバッテリー消費に大きな差異はありませんでした。これはおそらく可変リフレッシュレートによる最適化によるものと考えられます。
なお可変リフレッシュレートを採用していないS20シリーズでは異なる結果になると思われます。
まとめ
リフレッシュレート最大96Hzは「滑らかさ」と「バッテリー持ち」のバランスを取った選択肢であることが実際の検証で明らかとなりました。
バッテリー持ちを重視したいという方には最大96Hzでの利用も悪くないと思います。
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