楽天版Galaxy A23 5Gとみられる端末が技適を通過、発売する可能性は?

Galaxy

既にauおよびドコモで発表されているGalaxy A23 5Gですが、同機種とみられる未発表端末「SM-A233C」の技適が通過しました。

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国内で利用できるバンドが判明

SM-A233Cは2022年7月22日付で「技術基準適合証明等を受けた機器」として登録されました。

なお、従来の型番規則から本機種は楽天モバイル向けGalaxy A23 5Gとみられます。

同様のハードウェアとみられるau版SCG18、ドコモ版SC-56Cの最終更新日と同時期の2022年7月頃に通過しています。

以下執筆時点で判明した国内で利用できる対応バンドです。

モデル名SM-F721C
3G UMTSB1(2100)
4G FDD LTEB1(2100), B3(1800), B8(900), B18(800), B19(800), B21(1500), B26(850), B28(700)
4G TDD LTEB41(2500), B42(3400)
5G FDD Sub6N1(2100), N3(1800), N28(700)
5G TDD Sub6N77(3700), N78(3500), N79(4500)
出典:総務省

上記ではn3に対応となっていますが、執筆時点では20MHz幅のみで通過しています。つまり15MHz幅で運用されているソフトバンクのn3(1.7GHz帯5G)は一部条件で利用できない可能性があります。

技適は同じ端末でも後から追加の周波数を通過させる場合がありますが、執筆時点ではau版およびドコモ版も同様の状況です。

発売確定ではない

出典:Galaxy

以前よりSM-A233Cの存在は明らかとなっていたものの、auおよびドコモと同じタイミングでの発表はありませんでした。そのため発売される可能性は50%程度と考えられます。

ちなみに技適が通過したからといって発売が確定したとは断定できません。国内ではGalaxy S20 Ultra 5G(SM-G988Q)で技適を通過しても発表されなかったケースがあります。

ただしその他の認証では登場していたことはあったものの、楽天モバイル向けがほぼ確定しているC型番で同様のケースはなく、発売されるかどうかは何とも言えない状況です。

筆者的には発売してほしいところですが、その願いは叶わないかもしれません。


なお国内向けGalaxy A23 5GのスペックはDimensity 700搭載、4GBメモリ、64GBストレージ、5.8インチHD+液晶ディスプレイ、4000mAh、指紋認証(電源ボタン兼用)・顔認証対応、eSIM対応です。

一括の販売価格はauが36,960円、ドコモが33,440円です。


画像:Galaxy

参考

総務省 電波利用ホームページ | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索 (soumu.go.jp)

Galaxy A23 5G SC-56C | スマートフォン(5G) | 製品 | NTTドコモ (docomo.ne.jp)

Galaxy A23 5G(ギャラクシー エートゥエンティスリー ファイブジー) SCG18 | スマートフォン(Android スマホ) | au

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