Galaxy S26 Ultra 実機レビュー – ウルトラの名に恥じぬ安定したソフトと新しいハードの融合

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2026年も例年通り、Galaxy S26 Ultraを発売日で購入しました。

実際に使用して1ヵ月以上が経ちましたので、日常的に使用してみた所感をレビューしていきます。

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スペック

スペックを先代2機種と比較しつつ、おさらいします。

項目Galaxy S26 UltraGalaxy S25 UltraGalaxy S24 Ultra
WiFiIEEEE 802.11
a/b/g/n/ac/ax/be 2.4GHz+5GHz+6GHz
IEEE 802.11
a/b/g/n/ac/ax/be 2.4GHz/5GHz/6GHz
IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be 2.4G/5GHz/6GHz
Bluetooth6.05.45.3
ディスプレイ6.9インチ Dynamic AMOLED 2X6.8インチ Dynamic AMOLED 2X6.8インチ Dynamic AMOLED 2X
リフレッシュレート1-120Hz1-120Hz1-120Hz
解像度WQHD+ (1440 x 3120)WQHD+ (1440 x 3120)WQHD+ (1440 x 3120)
寸法163.6 x 78.1 x 7.9 mm162.8 x 77.6 x 8.2 mm162.3 x 79.0 x 8.6 mm
重量214g218g232g
プロセッサSnapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy
(4.74GHz, 3.6GHz)
Snapdragon 8 Elite for Galaxy
(4.47GHz, 3.5GHz)
Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy
(3.39GHz, 3.1GHz, 2.9GHz, 2.2GHz)
メモリ12GB12GB12GB
バッテリー容量5,000mAh5,000hAh5,000mAh
リアカメラ①超広角 50MP
②広角 200MP
③望遠 10MP (光学3倍)
④望遠 50MP (光学5倍)
①超広角 50MP
②広角 200MP
③望遠 10MP (光学3倍)
④望遠 50MP (光学5倍)
①超広角 12MP
②広角 200MP
③望遠 10MP (光学3倍)
④望遠 50MP (光学5倍)
インカメラ12MP12MP12MP
生体認証指紋(画面内)/2D顔認証指紋(画面内)/2D顔認証指紋(画面内)/2D顔認証
参考:Samsung 1, 2, 3

大きな変更点としては、本体サイズと重量になります。

薄く軽くなり、その分ややサイズが大型化しました。
とはいえ、実際に持ってみると違いを感じるほどではなく、むしろ薄型化したためか、S26 Ultraのほうが持ちやすい印象を受けました。

アメリカ、中華圏、日本以外の地域では、S26やS26+にはExynos 2600が搭載されていますが、日本ではS26、S26+、S26 UltraのすべてでSnapsragon 8 Elite Gen 5 for Galaxyを搭載しており、S26 Ultraにおけるプロセッサの差別化は行われていないようです。

パフォーマンス

AnTuTuやGeekbenchでスコアの計測を行いました。

必ずしもベンチマーク結果が実際のゲーム性能に反映されるとは限りませんが、参考程度にご紹介します。

AnTuTu V11

室温18℃程度で400万点前後のスコアが出ました。
S25 Ultraでは300万点前後だったため、約25%のスコア向上となります。

特筆すべき点としては冷却ありなしの性能差が5%程度に留まっていることでしょうか。運が良かっただけかもしれませんが、冬場の室温で単回計測なら40℃を上回ることはありませんでした。

いずれにしても安定している印象なので、排熱性能は向上しているのではないかと感じました。

Geekbench 6

S25 Ultraからはシングルで約20%、マルチで約10%程度のスコア向上でした。

ここ数年のフラグシップ端末は大体これくらいの性能向上ペースなので、まあこんなものでしょうか。

パフォーマンス総評

数値上では、S25 Ultraからは順当に進化しているように感じます。

一方で、体感としてはもうほとんど違いが分かりません。日常生活ではもちろんのこと、大抵のゲームもS25 Ultraの時点で快適に動作します。

電源オン時の起動速度は明らかに速くなりましたが、CPU性能が向上したおかげなのか、ストレージ性能が向上したおかげなのか、はたまた両方かが分からなかったので、なんとも言えません。

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カメラ

静止画性能について、S25 Ultraと比較しつつ、作成をご紹介します。

ズーム性能比較

今回3倍望遠のハードウェアは変化がなかったのですが、10倍望遠のハードウェアが少し変わりました。
簡単にS25 Ultraと比較してみます。

10倍

まだこの倍率では大きく変化を感じません。
強いて言うのであればS25 Ultraのほうがやや彩度が高い印象を受けますが、オート撮影なのでたまたまそのような設定になっただけかもしれません。

30倍

30倍でもそこまで大きな差はありませんが、よく見てみるとS26 Ultraのほうが解像感が高く、逆にS25 Ultraは全体的にぼんやりしている印象を受けます。

100倍

100倍では一番分かりやすく差が出ました。

S26 Ultraのほうが文字がS25 Ultraよりも潰れておらず、色調も安定しています。
物理的なカメラ性能というよりは画像処理エンジン(ISP)の処理能力が向上したように感じますが、大きなハードウェアの変更がないながらにも性能は少しずつ向上しているようです。

とはいえS25 Ultraも十分に健闘していると思います。

少し厳しい言い方をすると「1年の進化がこの程度のものか」という印象を受けました
まあ元々十分な性能なので、これ以上無理に性能を上げて値上げするよりはマシかなと思います。

静止画

参考程度に静止画の作例です。

カメラ総評

S25 Ultraから引き続き望遠性能が高く、圧縮効果を得たい場面で非常に活躍します。
また暗所性能も僅かながらに改善されたため、より活用できる幅が増えたように感じます。

一方で、以下2点が気になりました。

  • 3倍望遠カメラの性能が長年向上しておらず、ハード性能の限界を感じる

当該のカメラセンサーは長らく同じものが採用されており、先代のS25 Ultraに引き続き動物などの動体をブレずに撮影することは難しいです。
また豆粒センサーゆえに暗所性能も良くなく、日中以外は3倍望遠での撮影を無意識に避けてしまいます。

個人的に3倍望遠くらいの焦点距離での撮影は頻繁に行うので、そろそろハードウェアを更新してほしいです。

  • レンズの自動切替が強制的に発生する

なぜかGood Lockから入手できるCamera Assistantでレンズの自動切替をオフにしても、勝手にレンズが切り替わり、望遠カメラでの撮影時に支障が出てしまうことがあります。

おそらくS26 Ultraのバグだと思います。読者の方に伺ったところ国内版でも発生しているようなので、もしかしたら時間が解決してくれるかもしれません。まあ発売日購入にソフトウェアのバグはつきものですから、ある程度は仕方ないですね。


その他は全体的に個人的な好みに仕上がる印象です。彩度など写り方は従来のGalaxyと同様で、S26 Ultra特有のクセはあまりありません。

スピーカー

S25 Ultraから比較すると、iPhoneほどではないものの重低音がより強くなったように感じました。
全体的な音のバランスも良く、上下のバランスも偏りがないため日常的な使用であれば快適です。

以下参考程度に、音声サンプルです。

Track: Spektrem – Shine [NCS Release]

Music provided by NoCopyrightSounds.

Watch:    • Spektrem – Shine …  

Free Download / Stream: https://ncs.io/Shine

バッテリー

駆動時間の検証

バッテリー容量は5,000mAhとS25 Ultraから据え置きですが、駆動時間はS26 Ultraのほうが長い傾向にあるようです

以下実機によるSNS鑑賞、YouTubeによる動画鑑賞、Chromeによるネットブラウジングを行った際の検証結果です。

S25 UltraやS24 Ultraは同様の条件で17時間程度だったため、100%→20%までで約1時間半ほど駆動時間が伸びていることが分かります。

体感でも少し持ちが良くなった印象なので、この点は非常に評価したいです。

充電を80%までに抑えても、ゲームや動画撮影をしなければ余裕で1日持つと思います。

充電速度

S25 Ultraと比較して、有線での充電速度が向上したようです。

正確な計測はしていないのですが、同じUSB PD(PPS対応)45W充電器でも、20%→100%の充電で20~30分程度短縮したのではないかと思います。時間で言うと、1時間ちょっと→45分程度に短縮した体感です。

まともな充電器さえあれば、Galaxy特有の充電の遅さが気にならなくなりました。非常に嬉しい限りです。

プライバシーディスプレイ

S26 Ultraではプライバシーディスプレイという覗き見防止機能が搭載されました。

正面から見ると通常通り画面が表示されているように見えますが、横から見ると暗くなり、画面がうまく見えないようになっています。

左:S25 Ultra、右:S26 Ultra
上:S25 Ultra、下:S26 Ultra

非常に実用的な機能ですが、一方でデメリットも存在します。

物理的にディスプレイの発光方法を制御していることから、プライバシーディスプレイをオンにした状態だと輝度と解像度がやや下がってしまいます

またプライバシーディスプレイをオフにしていたとしても、角度をつけて画面を見るとやや画面が粗く見えます。
画像では分かりにくいのですが、横から角度をつけて見た場合は縦線の縞模様が写っていることが分かります。

特に顔を近づけて見ると顕著に感じます。
逆に言うと顔を20〜30cm程度離して画面を見ると全く気にならないので、ただ画面に顔を近づけすぎとも言えそうです。

視力にも影響があるので、元から近距離で画面を見る想定ではないのかもしれません。

まとめると、以下の通りです。

  • 過去に国内メーカーの携帯電話で流行っていたソフトウェアによる覗き見防止のようなものではなく、ディスプレイの発光素子に物理的なフィルターを実装しているため、プライバシーディスプレイは非常に実用的
  • 正面からの視認性を犠牲にしてプライバシー性を高めた「最大限のプライバシー保護」や、特定の通知、パスワード入力中のみにオンにするなどといった設定も利用可能
  • プライバシーディスプレイをオンにするとやや暗く、解像度が粗くなる印象
  • 画面を顔に近づけると、プライバシーディスプレイをオフにしていても表示の粗さが気になる場合がある

公共交通機関など、外出中に使用する場合はとても実用的に感じました。

一方で、自宅でオンにしたまま使用すると、デメリットの部分がちょっと目立つ印象です。

そのため、外出中はオンに、在宅中はオフにするなどの使い分けを行うと良さそうです。
それこそモード・ルーチンなどを活用し、オンオフの自動化を行うと非常に快適だと思います。

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まとめ

良いポイント、惜しいポイント

◎良いポイント

  • 圧倒的なバランスの良さと完成度の高さ
  • 先代から改善したバッテリー持ちと充電速度
  • 実用的な覗き見防止機能の対応

△惜しいポイント

  • 覗き見防止機能で犠牲になった点がある
  • 1~2世代で劇的な進化は見込めない
  • 円安と物価高により大幅な値上げとなった

最新のGalaxy Sシリーズ最上位モデルということもあり、やはり圧倒的にバランスが良く、完成度も高いです。iPhoneと同じく、とりあえずこれを選んでおけば間違いはありません。

バッテリー持ちや充電速度といった日常的な部分においても改善がみられ、正当に進化しているということを実際に使って実感しました。

また覗き見防止機能(プライバシーディスプレイ)についてもとても実用的で、外出中にとても重宝しています。
法人向けにも需要がありそうなので、対応モデルの拡大にも期待したいところですね。

一方で、プライバシーディスプレイを採用したことによる実質的な視野角の低下が少し気になりました。
視野角を狭めることでプライバシー保護を実現しているため当然トレードオフの関係にはあるのですが、本機能が不要なユーザにとっては残念に感じる部分かもしれません。

そのほか、先代のS25 Ultraから大幅に値上がりした点も無視できません。

S25 Ultraは国内だと199,800円~の価格でした(以下すべてサムスン直販価格)。高いながらもギリギリ20万円を切っていたのですが、S26 Ultraはメモリ・ストレージ据え置きにも関わらず218,900円と、約2万円も値上がりしてしまっています約10%の値上げです。

さらに世界的なストレージ高騰の影響を受けているのか、ストレージ容量を増やせば増やすほど値上がり額が大きくなっています。
1TBモデルは253,800円→299,200円と、なんと5万円近い値上げになってしまいました約20%の値上げです・・・。

多くのサラリーマンの手取り月収を超えてしまっており、よりお財布に優しくないスマホになってしまいました。

S26 Ultraは買いなのか?

結論から申し上げると、個人的には「買い」だと思います。

もちろん今使っているものが何か、金銭的に余裕があるかどうかは考慮する必要があるものの、個人的には欲しいと思ったら買うべきだと思いました。

昨年と比べてプライバシーディスプレイやバッテリー周りの改善など、新要素や改善点が目に見えて分かりやすく、ここ数年で一番と言って良いほど新しい機種に乗り換えた感覚がありました

性能としてはS25 Ultraで十分ですが、肌身離さず持つものなので出来るだけ不満点を無くしたい方や、プライバシー重視の方は、ちょっと奮発してS26 Ultraを選ぶ方が幸せになれると思います。

もちろんそこまで拘りがない方や、コスパを重視したい方は、型落ちのS25 Ultraにしても十分満足だとは思いますが、是非S26 Ultraを一度手に取ってみて、ご検討いただきたいと思える一台です。

次のスマホ選びの参考になれば幸いです。

Galaxy S26 Ultraを安価に入手する方法

せっかくならお得に入手したい、という方に向けて、ソフトバンクの分割プログラムをご紹介します。

内容をざっくりまとめると、以下の通りです。

  • Galaxy S26 Ultraが月額830円〜(※返却時に他社へ乗り換えると特典利用料22,000円が発生)

適用条件は下記の通りです。

  1. 他社からの乗り換え

そのほか、申し込み時は詳細のご確認をお忘れなく。

分割プログラムを利用することで、端末代金の実質価格を抑えつつ2年間使用することが可能です

他社から乗り換える予定の人は是非ご検討ください。

※余談ですがS26は月1円~なので、こちらもオススメです。

ブダステ

本業SE、副業ブロガー。
6年ほど携帯電話契約・販売スタッフをしていました。
正確性を重視して記事を執筆しています。

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