2月中旬ごろから順次発売されているGalaxy S23シリーズ。
日本ではまだ発売されていませんが、既に発売している諸外国での売れ行きは非常に好調のようです。韓国メディアETNewsが報じています。
諸外国では大幅に販売増
前作であるS22シリーズと比較すると、インドでは1.4倍、中東やヨーロッパでは1.5倍、中南米ではなんと1.7倍も販売台数が増加しているようです。
S22シリーズでも売れ行きが好調でしたが、それを遥かに上回る人気となっている模様です。
サムスンによると、グローバルの販売比率内訳はS23 Ultraが60%、S23+が20%、S23が20%とのことです。最上位モデルであるUltraの比率は年々増加していると感じます。
なお韓国ではS22シリーズと同様の販売ペースを記録しています。
サムスン全体としては半導体不況により営業利益96%減となっていますが、スマートフォン(MX)事業は底堅くこなしているようです。
サムスンは「S23シリーズにおいて前作比2桁以上の販売成長」を目標に掲げていますが、このペースが続けば目標を達成できるかもしれません。
価格がネックに?
米国において露骨な値上げはありませんでしたが、これはあくまで米ドル価格での据え置きです。昨年からドル高が続いており、他の通貨やその地域では実質的に値上げとなっていることが多いです。
特に日本や韓国でS23シリーズは前作のS22シリーズより2万円(20万ウォン)弱の値上げとなりました。韓国で販売台数の記録があまり伸びなかったのは、このような値上げがあったことも一因とみられます。
日本でも4月20日から発売となります。
今回発表された機種は「サムスン隠し」を撤廃しました。スマートフォン本体の刻印も「Galaxy」から「SAMSUNG」に回帰して初のモデル群となります。
国内でもS23シリーズは値上げとなってしまいましたが、S23では楽天モバイルでの取り扱いがあったり、S23 Ultraで高容量モデルが用意されたりと、以前より選択肢が増加しています。
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