ミドルクラスもイヤホンジャック廃止か、Galaxy A53 5Gのコンセプト画像が公開

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Galaxy S22シリーズやS21 FEといった、ハイエンドのスマートフォンは毎年多くの注目を集めています。

しかし実際にサムスンで最も売れているのはハイエンドのSシリーズではなく、ミドルクラスであるA50シリーズです。

そんなシリーズの後継モデルとされる、Galaxy A53(仮称)の3Dレンダリング画像が公開されています。

ミドルクラスにもイヤホンジャック廃止の流れ

未発表モデルのリーク情報を主に取り扱うLetsGoDigitalによると、最も大きな変化は「イヤホンジャックの廃止」のようです。

リークに基づく3Dレンダリング画像を見ても、A52/A52 5GやA52s 5Gでは下部に存在したイヤホンジャックが見当たりません。

イヤホンジャックは内部の限りあるスペースを占有し、その他のスペック(特にバッテリー容量)に悪影響を及ぼすことが知られています。メーカーとしては、極力搭載したくない部品であると言えるでしょう。

有線イヤホンを利用しているユーザーにとっては残念な仕様変更となりますが、ワイヤレスイヤホンが普及した現在では仕方がないのかもしれません。

また上部にあったSIMトレイも、S21シリーズのように下部へ移動するようです。

A53ではmicroSDカードスロットが引き続き搭載されるようですが、将来的には非搭載となることが予想されています。

A53
出典:LetsGoDigital
Samsung A53
出典:LetsGoDigital

デザイン自体は大きく変わらないようですが、背面が先代モデルよりもフラットになるとのことです。

※これらの画像はLetsGoDigitalとグラフィックデザイナーのTechnizo Concept氏が共同で制作したものです。

噂されているスペック

LetsGoDigitalやGalaxy Clubの予想によると、イヤホンジャック廃止に伴い、厚さは先代よりも約0.3mm薄い8.14mmとなり、更にバッテリー容量が4500mAhから5000mAhに増加するようです。これにより、バッテリー持ちが改善される可能性があります。

筆者もA52 5GやA52s 5Gを使用しましたが、いずれもミドルクラスの割に決して良いバッテリー持ちであるとは言えませんでした。

もしこれが本当であれば、素直に喜ぶべきスペック向上と言えるでしょう。

その他スペックは概ね据え置きであるものの、背面のメインカメラが6400万画素となるかもしれないとのことです。

しかしミドルクラスは競争が激しく、ハイエンドよりも慎重に費用対効果を検討する必要があるため、カメラ性能も据え置きとなるかもしれません。

半導体不足により、発売時期は例年の3月よりも遅くなる可能性があります。

なお、A52では4Gモデルと5Gモデルが販売されましたが、A53では5Gモデルのみの販売となることが予想されています。


画像・参考

Samsung Galaxy A53 | LetsGoDigital

Samsung Galaxy A53 krijgt grotere batterij dan voorganger (galaxyclub.nl)

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