以前Galaxy S22シリーズのExynos搭載モデルはないという噂が報じられましたが、新たな情報が入った模様です。再びLetsGoDigitalが報じています。
元社員は確信を持っている模様
先日報じられたこの噂は、やはり多くの混乱を招いたようです。情報通のリーカーを含め「真実ではないのでは?」という声が多数飛び交っています。
LetsGoDigitalはこの情報を発信している元サムスン社員のSuper Roader氏に追加の反応を求めたところ、「サムスンがS22シリーズでExynosチップの搭載を見送ったことを確信している。この情報は限られた人物にしか知らされておらず、また当初はExynosモデルを展開する予定だった。そのため様々な資料にその存在が記録されている(意訳)。」との返答があったとの事。
にわかに信じがたい噂ですが、氏としてはかなり自信を持っている情報のようです。
見慣れない型番の存在
Galaxy Sシリーズでは地域によって様々な型番がありますが、執筆時点では末尾のアルファベットまたは数字で、どのシステム・オン・チップ(SoC)を搭載しているのか、という事がある程度判別できます。
日本に流通する主なモデルとしては
- SM-GXXX0(台湾・特別行政区を含む中国向け0型番)
- SM-GXXXU/U1(米国向けU型番)
- SM-GXXXN(韓国向けN型番)
- SM-GXXXB(その他の地域向けB型番)
と主に4つが挙げられますが、うち上半分はSnapdragonモデル、下半分はExynosモデルとなります(※韓国版S20シリーズは例外的にSnapdragonモデル)。
この法則が長らく成り立っていましたが、S22シリーズで崩れる可能性があります。
それは未発表のS21 FEで確認された“E型番”の存在です。
この型番は筆者が知る限りS21 FEで初めて確認する型番ですが、Snapdragon搭載モデルの地域を従来より拡大するため、S22シリーズにもこの型番が利用される可能性があります。
Exynos 2200は期待外れかも
またAMDと共同で開発するGPUを搭載するという噂により、大きな期待を抱かれている次期サムスンのSoC・Exynos 2200ですが、期待されているほどのパフォーマンスではないかもしれません。
サムスンや韓国の情勢に詳しいTron氏が「Exynos 2200のGPUは我々の期待に応えておらず、Snapdragon 8 Gen 1と同等か僅かに優れている程度に留まる(意訳)。」とTwitterに投稿しています。
これが事実であれば、Exynos搭載地域を縮小する動きも納得できそうです。
S21 FEと同様に様々な噂が飛び交うS22シリーズですが、筆者的にはExynosモデルの地域が縮小される(Snapdragonモデルの地域が増える)程度に留まると予想しています。
今後も新たな情報が入り次第、更新していきます。
参考
Extra modelvarianten van Galaxy S22 met Snapdragon ontdekt | LetsGoDigital
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